平成24年度学校評価集計

学校評価
項目 分類 番号 内容 内部 学校関係者
学校運営 1 1 学校教育目標や学校経営方針を教育活動に反映し、日々の教育活動を学校だより・学級だより・ホームページ等で分かりやすく伝えている 95.6 87.5
2 学校公開(11月の兵庫の教育推進月間・オープンスクール・授業参観日等)の実施状況は適切である 81.6 84.6
3 学校行事(運動会、音楽会、遠足・修学旅行等)の時期や内容は適切である 78.7 94.2
4 清掃が行き届いており、美化に努め,校舎内外の物が整理整頓されている。また、定期的に施設・設備の点検をしている 70.6 86.0
5 不登校問題等への対応は適切で、教職員が一致協力できる生徒指導体制等ができている 80.1 76.1
6 事故(生徒指導上の問題や交通安全等)への対応は適切である 80.1 ※※※
7 危機管理マニュアルを作成し適切に運用し、登下校の安全については、適切な点検・指導がなされている 83.8 86.0
8 家庭・地域・関係機関・団体と適切に連携し、防災計画を立て、避難訓練等が適切に実施されている 85.3 ※※※
2 1 いじめへの対処方針や指導計画を明確にしている 76.5 71.6
2 日頃より、いじめの実態把握に努め、いじめの早期発見に努めている 80.1 ※※※
3 いじめの方針や取組について、保護者や地域と共有化し、理解と協力を得ている 75.0 ※※※
4 いじめが生じた際に、学校全体として組織的に迅速に対応する体制が整備されている 77.9 ※※※
教育活動 3 1 積極的に学力向上のための取組(授業の工夫,校時の工夫)をしている 82.4 79.8
2 授業方法(説明・板書・発問等)を工夫・改善し、分かりやすい授業を心がけている 80.9 78.8
3 評価(授業評価・学びのすがた等)を通して、適切な指導をしている 78.7 77.9
4 子どもは家庭学習(宿題等)や学習準備等の習慣が身についている 71.3 77.9
5 人権教育の指導計画や実践状況は適切である 67.6 ※※※
6 子どもは熱心に授業に取り組んでいる 76.5 ※※※
7 道徳の時間を大切にし、道徳の時間の充実に努めている 69.9 80.8
連携 4 1 PTA活動との連携は適切である【家庭】 79.4 77.9
2 保護者・地域住民からの意見や要望には、適切に対応している【地域】 79.4 79.8
重点課題 5 1 学校は、「食」に対する指導の重要性を示し、児童が興味・関心をもって、食生活の大切さやマナーを理解し、身に付けるように指導している 75.0 ※※※
2 朝の読書は充実している(読書好きの児童が増えた) 75.7 ※※※
3 特別支援教育の校内支援体制の整備状況は適切であり、保護者にも周知徹底している   83.1 ※※※

※については評価していない項目です

学校運営

学校の情報発信については、昨年、一昨年に引き続き、好評価を得ている。またオープンスクール、参観日等も、午前と午後に分けたり、2日連続で行ったりと保護者が来やすい設定をしていることも効果的だと思われる。学校行事について教師の評価が低かったのは、体育館の完成にあわせて音楽会を2月に行ったためである。インフルエンザの流行等、当初から想定されていたことではあるが、やはり2月の音楽は大変だった。それでも保護者の評価が高かったのは嬉しい限りである。また運動会のグリーンシートなど、大規模校ならではのゆずり合いの心も好意的に受け止められている。学校美化については、昨年同様、関係者評価はよいが、教師自身は納得のいく状態とは思っていない。特に階段、廊下でのゴミの取り残し、トイレのスリッパのそろえ方など、まだまだ見直していかなければならない。いじめについては、非常にセンシティブで学校の取り組みが保護者に伝わりにくい状況にある。また学校だけで解決できる問題ではないことを理解してもらう必要がある。昨年度の課題であった防災教育については、1月18日5校時に全校的に保護者とともに考える授業を行い、そのご避難訓練、引き渡し訓練を行ったが、効果的であった。

教育活動

学力向上や授業方法の工夫改善など昨年度は自己評価と関係者評価に乖離があったが、今年度はそれがずいぶん縮まってきている。「説明する理数教育」の公開授業や日本語検定への取り組みがテレビに取り上げられたことなど、本校の実践が公になったことも保護者の理解に通じていると思われる。また昨年度の反省から参観授業を発表会的な授業だけでなく、日常の授業や学年統一の授業を取り入れたりした成果であると思われる。人権教育や道徳教育については引き続き改善していかなければならない。
【重点課題】
食育については給食委員会の児童によるビデオ作成や交流給食など、全教職員共通理解で取り組めている。朝読書も定着して、年間100冊以上を読んでいる子が大半である。特別支援教育については昨年に引き続き、支援の必要な子の居場所づくりを中心とした取り組みを行っている。


平成25年度に向けて
学校運営では、来年度、さらに授業を含め学校教育に対する信頼を高めていきたいと思う。またいじめてについては、もう少し分かる形で、いじめを許さない体質づくりを保護者とともに取り組んでいきたい。兵庫県教育委員会指定の「ことばの力の育成」については、今年で一旦終わるが、来年度は新たな形でさらに進化させて取り組んでいく予定である。またNIEの指定を受けたことで、「ことばの力」にリンクさせて取り組んで行けたらと考えている。
「Hasuike Style」については、給食指導、板書指導、清掃指導等、現在一定の成果を上げているので、さらなる徹底を図る。
今年度も引き続き「説明する理数教育」の研究を行い、11月22日の5・6校時に公開授業、その後、研究会を行う。
道徳、人権教育については、再編成を行ったカリキュラムに沿って実践を行う。
「物を大切にする」を引き続き重点課題にする。


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